【実用性重視・2022年版】紙の本と電子書籍の買い分け方(個人的)徹底まとめ

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電子書籍と紙書籍、実用性で選ぶならどうする?

人は何のために本を読むのか。
知識のため、自分磨きのため、娯楽のため、色々あるけど、あなたが本を「使うため」に読んでいて、
電子書籍と紙書籍のどちらを買うか、どこで買うか[1]迷っているなら、この記事がお役に立てるかもしれない。

実用性重視の人のための書籍購入ガイド

私ならこう買いますね。

本の買い方のフロー2022

私なりの本の買い方フロー。

実用性重視なら、求めるべきは「安さ」ではなく「費用対効果」

読書を一種の「投資」と考えるなら、書籍を「安さ」だけで買うのはオススメしない。
いくら安く買えたとしても、そこから価値を引き出すことができなければ、結局その買い物は「損」だからだ。

では、効果の高い買い方とはどうなるのか。

投資としての読書、つまり「使う」読書というのは(お互い重複する部分もあるが)大体こんな感じだと思う。

  • 知識をインプット/アウトプットする
    • 教科書・問題集・参考書など、スキルを勉強して身に着けるための本
    • 引用文献としての本
    • 実用書やレシピなど、内容を実行するための本
    • 教養など、知っておくための本
  • 自分の精神的な部分を更新する
    • 小説、伝記など
    • 娯楽のための本
  • 社会的なつながりを構築・維持する
    • 恩師や友人などの本
    • 読書会で読む本・人に貸す本
    • 飾るための本

ならば、これらの目的に即して、それらに「近い場所」に置けるように買っていくのがよいと思う。
おそらく下に行くほど紙書籍の方が都合がいいだろう。

たとえば、プログラミング言語を学びたいと思っているなら、
サンプルコードを紙書籍から書き写すより、電子書籍からコピペした方が間違いがない。[2]

日本では、電子書籍の貸し借りは(今のところ)できないので、
貸し借りのために本を買うなら、紙書籍一択になる。

精神的なモノとしての本は、人によるだろう。
紙でないと気分がアガらないとか、たっぷり書き込みをしたいとか、連れ歩きたいという場合は紙の方がいいし、
別段電子で構わないという場合もあるかもしれない。

本を買うかどうか考えてから買う

紙にせよ電子にせよ、買うかどうかは(可能なら)試し読みしたうえで決める。

  • 読めなければそもそも活用しようがない[3]
  • 「読まなくていい本」で時間を浪費しないようにする

という点でとても大切だ。

図書館を利用するのもアリだが、このご時世に出歩くのも大変なので、
書籍要約サービス「flier(フライヤー) 」を使うのもよいと思う。
毎日要約が出されるので、最近出てきた気になる本が「買ってまで読むべき本」かどうか、大体分かるはずだ。

紙書籍を買う基準

紙書籍で買うかどうかを先に判断するのは、それが空間を費やすからで、
自宅の空間は有限だからだ。
紙書籍で買うかどうかは慎重に決めている。

衝動買いとか、図書館の除籍本とかとの一期一会はたまにある

紙書籍しかない場合

古い本とかでたまによくある。言うまでもなく紙一択である。

人に貸す予定がある場合

今のところ日本では、購入者から電子書籍を貸し出せるサービスがない。
なので人に貸そうと思えば紙一択ということになる。

家族と共有したい、子供に遺したい場合も同様。

物理的に進捗を管理したい場合

例えば問題集の場合、
やったところまで塗りつぶしていくとか、大事なところに付箋を入れておくとか
物理的に進捗管理できた方が私はモチベーションが上がるし、勉強の効率がいいと感じる。

装丁など物理的な要素が好きな場合

『はてしない物語』は、やっぱ表紙があかがね色でないと。

  • 「付録」がついている場合
  • 絶版本で再入手が困難な場合
  • 古書としての風味が独特な場合

も「物理的な要素」に該当するかもしれない。

電子書籍をどこで買うか

PDF/EPUB版がある(ファイルとして管理できる)

さて、電子書籍をどこで買うべきかだが、私はまず「ファイルとして管理できる」ことを条件に推したい。 参考書や実用書では場合にメリットが多いからである。

  • サービスが中止になっても書籍を手元に置いておける
  • 物によってはコピペができる
  • その他のファイルと一緒に一元管理できる(論文PDFとか自分のメモとか)
2022年4月2日追記:
Adobe Acrobat DC等で「読み上げ」ができることもメリットの一つ。

活用できる範囲が多い代わりに、規約などで複製不許になっていることが多いので、不用意に複製とかしないように。

技術書系だと出版社ごとにサイトが充実していて

その他のジャンルだと

がある。

書き込み管理がしたいならKindle

引用文献として使いたいなら次に来るのはAmazonの電子書籍であるKindleだ。
Kindleはノート機能が秀逸で、他サービスに比べて頭みっつ分くらい抜きんでている、と思う。
書き込みをする人なら第一候補に上がるだろう。

マーカーを引いた部分や、メモをした部分はKindleのメモとハイライトに保存されるので、
引用もしやすく管理が簡単だ。

定額で一部の本が読み放題のKindle Unlimitedのほか、
Amazon のプライム会員だと月1冊無料のPrime Reading が使える。

何度もじっくり読みたい本なら、電子書籍リーダーが使いやすいものを

何度もじっくり読みたい本は、電子書籍リーダーが使いやすいものの方がいい。

電子書籍リーダーアプリの使い勝手、Kindleの次点は楽天Koboだと思っていて、
読み込みの速さやめくり方などのUXがやはり他のサービスより頭一つ分抜きん出ていると思う。

書き込めない電子書籍、特にマンガ本に使っている。

電子書籍と紙書籍を一緒に買いたいならhonto

これは人によってはもっと優先順位が上だろう。
honto で紙書籍を買うと、一部の書籍については電子版が半額になる「読割50」があるため、
紙書籍と一緒に電子書籍を買うなら比較的安くできる。

honto

読みたいけど買う予定がない場合はレンタルサービス

読みたいが、しかし買う予定……予算……がない本に使いたいのがレンタルサービスである。
貸出期限が2~3日に決まっている、作品数が少なめだったりするが、かなり格安で読むことができる。

巻数が多くて買いづらい大長編歴史漫画とかにピッタリ。

群像劇なら、推しの出る巻だけメモって後で買うのもアリかも。

その他:積読してまとめ読みしたいものなど

さて、電子書籍リーダーの使い勝手が悪いからといってその他の電子書籍サービスを使わないわけではない。 「積読→まとめ読みするもの」「PC作業しながら使うもの」は、セールの多い電子書籍サービスで買ってしまうのもアリだと思う。

あたりが該当だろうか。

大型セールがおいしいので気になるマンガはDMMブックスで買って積読→まとめ読みしてますね

まとめ: 本を読む目的に合わせて本屋を選ぼう

今回の記事は半分自分が迷わないようにする用メモみたいなものです。
本を読む目的も、選び方も人によります。

本屋さんの空気が好きな人は本屋さんで買うのを優先するのも良し、
モノを増やさないことを最優先している人は電子書籍でだけ買うのも良し。

一例として参考にしていただければと思います。

参考リンク

脚注

  1. 電子書籍のプラットフォーム多すぎである[]
  2. 引用する場合も同じく。[]
  3. 飾る目的とか、課題図書でどうしても読まないといけない場合は別[]
  4. 余ったDMMポイントはウマ娘の課金にも回せる[]
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